成人式にかかる費用はどのくらい？費用の内訳や相場を解説

成人式は、一生に一度の大切なイベントですが、振袖や写真撮影、ヘアメイクなど、何かとお金がかかるもの。「どのくらい費用がかかるの？」「平均的な予算は？」と気になる方も多いでしょう。この記事では、成人式にかかる費用の内訳や相場について、ざっくりとわかりやすく解説します。

成人式にかかる費用の内訳

成人式にかかる主な費用は、大きく以下の項目に分けられます。

振袖は成人式の準備の中でも大きな費用がかかるポイントです。購入する場合、レンタルする場合、またはご家族の振袖を活用する場合で費用は大きく異なります。

購入する場合
新品の振袖一式を購入する場合は、豪華なデザインや品質の良いものを選ぶことによって費用が高くかかることが一般的です。しかし、購入した振袖はお嬢様だけの特別な一着となり、唯一無二の価値を得ることができることが魅力です
レンタルする場合
振袖をレンタルする場合は、比較的費用を抑えつつも、最新のデザインやトレンドの振袖を選ぶこともできます。レンタルプランには、振袖だけでなく帯やバッグ・草履・髪飾りなどの小物一式やヘアセット・着付けがセットになっていることが多いので、当日の準備がスムーズに進められる点も魅力の一つです。
家族の振袖を活用する場合
「ママ振袖」と呼ばれることがある母親や姉妹の振袖を着る場合は、帯や小物のアレンジで振袖を今風に更に素敵に仕上げ、お嬢様らしいスタイルに仕上げることも可能です。この方法では費用を押さえながらも、世代を超えて受け継いだ振袖の伝統と新しさを兼ね備えたコーディネートが実現できます。

成人式当日は、振袖姿をより一層引き立てるために着付けとヘアメイクの準備も必須です。着付けやヘアメイクは美容室や着付け専門店・フォトスタジオで予約をするのが一般的で、プラン内容によって費用は異なります。

成人式の記念写真は、前撮りや式当日の撮影が一般的です。スタジオ撮影の場合は、アルバムがついてくるプランやデータを残すプランなどプラン内容に応じて費用が変わります。

振袖には帯揚げや帯締め、草履やバッグ、髪飾りなど、細かな小物が必要です。これらの費用はセットプランに含まれる場合もありますが、選ばれる小物によって費用が変わったり、単品で別途購入する場合には追加費用が発生します。

成人式当日の会場までの交通費や、その後の同窓会に参加する際の参加費、さらに家族との食事費用なども含めて考えておくと安心です。

成人式の費用は選ぶプランや内容によって大きく変わりますが、一般的な相場としては以下の通りです。

振袖関連
購入をするか、レンタルをするかでも差が出ますが、振袖を購入する場合、20万円～100万円ほどと着物単体の購入か、ブランドやデザインがどのようなものかによっても料金が大きく異なってきます。一方レンタルをする場合は5万円～50万円ほどと振袖のグレードや支度や撮影がセットになっているかなどプランにより金額が異なってきます
ヘアメイク・着付け
セットプランの場合、比較的まとまった価格で提供されることが多く、1.5万円～4万円ほどが相場となります。早朝や希望するスタイルによって別途費用が発生する場合もあります。
写真撮影
前撮りや記念写真の費用は、5万円～20万円ほどが一般的で、撮影時のヘアメイク・着付けの価格が含まれているか、データで残すのか、アルバムの有無などのプランの種類によって変動することが多くあります。

全体の費用をざっくりまとめると、成人式にかかるトータル予算は、内容によって幅があるものの、あらかじめしっかり計画しておくことで無理なく準備を進めることができます。

振袖はレンタルを活用する：振袖を購入する代わりに、レンタルプランを選ぶことで費用を抑えつつ、自分好みのデザインを選ぶことができます。
ママ振袖をアレンジする：家族の振袖を活用することで、費用を大幅に抑えられる可能性が高くなります。その中でも帯や小物を変えることで現代風にアレンジすることが可能です。
セットプランを選ぶ：着付け・ヘアメイク・写真撮影がセットになったプランを利用すれば、個別に依頼するよりも費用を抑えやすくなります。
早割やキャンペーンを利用する：早期予約の割引や期間限定キャンペーンを実施しているお店も多いので、早めに準備を進めることでお得に利用できます。