七五三のご祈祷とは?料金や当日の流れを徹底解説
七五三は、お子さまの成長を祝う大切な日本の伝統行事です。 その中でも神社で行われる「ご祈祷」は、多くのご家族にとって欠かせない儀式です。 本記事では、七五三のご祈祷の意味や、ご祈祷料金、当日のスケジュールの組み方に加え、服装のマナーやお参り後の過ごし方まで詳しく解説します。
◎七五三のご祈祷とは?その意味と目的
七五三のご祈祷とは、神社で行われる正式な儀式で、お子さまの健やかな成長と健康を祈るものです。 七五三は、数え年で3歳、5歳、7歳のお子さまを対象とし、それぞれの節目を祝います。 ご祈祷を行うことで、家族の絆を深めるとともに、神様への感謝と願いを込める機会となります。
ご祈祷に必要な準備とは?
七五三のご祈祷だけでも必要なものはたくさんあります 当日慌てないためにもしっかりと準備をしておきましょう
神社の予約
神社により祈祷をしてもらうための予約が必要な場合があります 七五三シーズンは混み合うため、早めの予約がおすすめです。
初穂料
ご祈祷をしてもらうためにかかる費用です。 一般的には5,000円〜10,000円が目安となりますが、神社で料金が定められている場合もありますので、 事前にホームページを確認したり電話で確認をしておくことがおすすめです
熨斗袋
初穂料を入れるための熨斗袋は水引が紅白蝶結び、または白封筒を選びましょう。 また、熨斗袋の表書きとして熨斗袋中央上部に「初穂料」「御祈祷料」と書き、その下部に子供の名前を書くことが一般的です
衣装
特に祈祷をしてもらう際の衣装に決まりはなく、着物や洋装、どちらでもOKです。 カジュアルすぎる衣装は避けておきましょう
◎七五三当日のスケジュールの組み方
七五三当日は、神社でのお参りやご祈祷、写真撮影など、スケジュールが立て込むことが多いです。 お参りと記念撮影を同日に行う場合は以下の流れを参考にしてみてください
午前中に記念撮影
撮影都お参りと同日にする場合は、お参り後に撮影をすると お子様がぐずってしまったり疲れた表情になってしまうことがあります そのため、午前中に撮影をしてからお参りに行くのがよいでしょう。 記念撮影はロケーション撮影で神社で撮影してもらうことも可能です
神社でご祈祷
お子様の成長をお祝いし、健やかな成長を願う七五三という行事にとってメインイベントとなるのが神社でのご祈祷です 祈祷の期間が決まっていたり、事前に予約が必要な場合があるので事前にしっかりと確認をしておきましょう
家族で食事会
ご祈祷や撮影後は、家族そろって食事を楽しむのもおすすめです。 特に祖父母が来てくれたりする場合はお食事処での食事会を行うのが一般的です
◎ご祈祷の流れとは?
神社でのご祈祷は一般的に下記のような流れとなります 受付: 神社の受付でご祈祷の申し込みを行います。この際に初穂料を渡します。 控室での待機: ご祈祷の順番が来るまで控室で待機します。 ご祈祷開始: 神職による儀式が始まり、祝詞(のりと)が奏上されます。 記念品の受け取り: 終了後、千歳飴などの記念品を受け取ります。
◎七五三の服装マナーについて
お子さまの服装だけでなく、ご両親や祖父母の服装についても考慮しましょう。 一般的な服装の選び方は以下の通りです
お子さま
必ずしも着物でなくてはならないわけではありません。 子供に合わせて着物やフォーマルな洋服を選びましょう
両親
パパの服装は落ち着いた色味のスーツやジャケットスタイルが一般的です シャツやネクタイに明るめの色を入れると華やかさが加えられます また、ママの服装は清楚で控えめな洋装やお着物が一般的です 洋装の場合は膝が隠れるワンピースにジャケット、スーツスタイルがおすすめです 色味が落ち着いている場合はコサージュを付けることで華やかさが加えられます
◎七五三のご祈祷をしない場合はどうする?
ご家族の事情や予算の都合でご祈祷を省略する場合もあります。 その場合でも、神社へのお参りだけで七五三を祝うことは可能です。 「お参りだけ」の場合は、神社の境内で記念撮影をしたり、感謝の気持ちを込めて手を合わせるだけでも十分です。
◎まとめ
七五三のご祈祷は、お子さまの成長を神様に感謝し、未来を祈る大切な行事です。 事前準備をしっかり行い、当日は余裕をもってスケジュールを組みましょう。