七五三のお参りに行く神社の選び方!
5つのポイントを解説!
七五三は、お子様の健やかな成長を祈る行事です。
七五三は神社での参拝や記念写真、家族での食事会など様々な形でお祝いすることができます。
神社などへの参拝に関しては、神社選びから当日の流れまで、
どう進めたら良いか分からない方も多いのではないでしょうか?
ご家族皆様でお参りに行かれる際は、当日をスムーズに過ごせるように様々なポイントを考慮する必要があります。
この記事では、七五三の参拝の準備をスムーズにするための神社選びの5つのポイントを解説していきます。
◎神社にお参りして、七五三をお祝いしましょう
七五三のお祝い
七五三は、一般的に女の子は3歳と7歳、男の子は3歳と5歳で行われる伝統的な儀式です。
お子様の健やかな成長を願って行われるもので、3歳は「髪置きの儀」、5歳は「袴着の儀」、7歳は「帯解きの儀」として古くからの風習に基づいてお祝いされます。
そして、これらの儀式ではそれぞれに適切れぞれにふさわしい衣装でお祝いします。
このような伝統を通じて、お子様の健やかな成長を祈り、家族で特別な日をお祝いします。
七五三の歴史
七五三の起源は江戸時代にさかのぼり、当時、こどもの成長を祈る通過儀礼として行われていた儀式が、今の七五三の始まりとされています。
現代ではこの伝統が、家族での記念写真撮影や神社での参拝などを含む形で七五三という行事が受け継がれています。
◎神社選びで押さえておきたいポイント

神社の選び方
七五三の参拝先となる神社を選ぶ際「氏神様」がまつられている神社へ参拝される方が多いですが、
有名な神社や、身近にあって参拝しやすい神社を選ばれる方も増えています。
ご家族のご事情や当日の予定などを考慮して、参拝に行く神社を選んでみましょう。
駐車場の有無やアクセス
小さなお子様を連れての移動となる七五三のお参りでは、神社までのアクセスがスムーズであることが重要です。
初めて着物を着るお子様も少なくはないはずですから、徒歩で歩く時間は出来るだけ短い方が安心です。
そのため、神社の駐車場が近い場所にあるか、アクセスが簡単かどうかを事前に確認しておき、ご家族にとって最適な神社を選びましょう。
また、駐車場から神社までの舗装状況もあらかじめ知っておくと安心です。
お草履で歩くのが難しそうな場合は、参拝中に歩きやすい靴を持参し、移動中は履き替えられるようにしておくことも、お子様に負担のない参拝のポイントの一つです。
祈祷の時期や事前予約
神社によっては七五三のご祈祷を行っていない場合や、実施時期が限られている場合があります。
そのため、早めに神社へ問い合わせをしたり、公式ホームページでご祈祷の開催時期や予約の必要性を確認することが大切です。
その際に神社の受付で必要な手続きについても合わせて確認しておくと、より安心して当日を迎えることができます。
また、着付けの時間とご祈祷の予約時間が重ならないよう、スケジュールをしっかりと調整しておきましょう。
特に七五三の日である11月15日を中心とした時期は、土曜日・日曜日・祝日を中心に神社が混雑することが予想されるため、可能であれば早めの予約を心がけると安心です。
初穂料の確認
ご祈祷をしていただく際には、初穂料の金額を事前に確認しておくことが大切です。
ご祈祷をしていただく際の初穂料は、神社によって異なります。
神社によっては金額が明示されている場合もあれば、明確な決まりがない場合もあるため、
事前に金額を確認し、地域の相場や慣習を調べて用意しておくことで安心して当日を迎えることができます。
さらに、着物での参拝にかかる費用や写真撮影の料金など、七五三にかかるトータル費用も合わせて考慮し、準備を進めておくことをおすすめします。
◎七五三の神社予約のタイミング
事前予約が必要な場合があります
七五三は、11月15日に行われるのが一般的ですが、
最近ではご家族の状況や神社の混雑具合を考慮して、
前後の日にちにずらして行うことが増えています。
希望の日にご祈祷を行っているかどうか、
予約の必要性を事前に確認しましょう。
特に、人気の神社であれば出来るだけ早い時期に問い合わせや予約をしておくことが重要です。
さらに、神社へのお参りの当日に写真撮影を計画している場合、
境内での撮影撮影許可の確認や申請が必要な場合もあります。
写真撮影を予定されている場合は、衣装のレンタルや事前準備も計画的に進めていきましょう。
土日祝日の場合は、予約状況の確認が大切
七五三のお祝いでは、ご家族でのお祝はもちろんのこと、
ご両家の祖父母もそろって参拝されることが多いです。
特に家族がそろいやすい土日祝日は、神社の混雑が予想されるため、
予約状況を予め確認しておくと良いでしょう。
*家族全員が快適に過ごせるように、混雑しすぎない時間帯を選ぶことも一つのポイントです。
可能であれば、午前中の早い時間や、午後の夕方以降など、
比較的静かな時間帯を選ぶと、ゆっくりとお参りを楽しむことができるでしょう。
◎お参りに行く季節と神社選びのポイント

11月15日を中心に神社などで参拝するのが一般的ですが、
ご家族の事情や神社の混雑状況も踏まえて、お日にちをずらしてお参りに行く方も増えています。
また、秋の紅葉の時期や、春の新緑・桜の頃など、時期をずらして過ごしやすい気候の時にお参りに行かれる方も増えています。
特に、お参りの日に神社で記念撮影が出来る場合は、桜や紅葉など季節感を感じる素敵な記念写真が撮れることもあり、このような時期を選ぶこともお勧めです
◎七五三の写真撮影や食事会など、前後の予定を確認
七五三の神社を選ぶ際には、その日全体の予定を考慮して選ぶことが重要です。
神社でのご祈祷だけでなく、食事会や七五三の写真撮影を同日に行う場合は、各予定にかかる時間や順番を考慮して、最適な神社を選ぶと良いでしょう。
お子様が主役の行事です。楽しい1日を過ごせるように、事前に七五三のお参りの日の練習をしたり、当日の予定をお話しして七五三の準備をしましょう。