七五三のお祝いの仕方
お子様の成長を祝い、これからの健康を祈念する七五三 どんな風にお祝いしようかな?お食事はどんなものを用意しようかな?記念写真はどんな風に残そうかな?と悩まれることもあるかと思います。 ここでは七五三のお祝いの仕方について解説します。
◎大切な七五三のお祝い
七五三について
一般的に七五三は、お子様が数え年または満年齢で3歳、5歳、7歳になる年の11月15日に氏神様に参拝する行事です。 そこで、お子様が無事にその年齢を迎えられたことに感謝し、これからの健やかな成長をお祈りするのが一般的です。 そんな大切なお子様の大切な記念はぜひ、パパ・ママ・おじいちゃん・おばあちゃん・ごきょうだいとみんな揃ってお祝ができるといいですね。
七五三をお祝いすることを通じて、家族の絆を深める
七五三というお子様の成長の節目に家族みんなで集まり、揃ってお祝いをすることで、 改めてお子様の成長を感じ、愛情を再確認できて家族の絆を深めることもできる機会になることでしょう。
◎七五三のお祝いは何をすればいい?
年齢に合わせた装いでお祝いしよう
七五三は数え年または満年齢で男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳でお祝いをするのが一般的ですが、 3歳だとまだお着物を着ての神社での参拝は難しそうだからフォーマルなお洋服で、着物は写真だけにするなどお子様の年齢に合わせてお祝いをするのがオススメです。 男の子の場合、3歳では袴の代わりに被布タイプのお着物を選んでみたり、可愛らしい紋付き袴風の洋装を選ばれることもあります。 これにより、動きやすさと可愛らしさを両立させつつ、伝統的な雰囲気も残せます。 また、5歳の男の子には、本格的な袴を用意することで「一人前の男子」という感覚を得ることができ、それぞれの年齢でのお子様らしさを表現してあげることが可能です。 女の子の場合は、3歳での髪の結い上げや被布着用が可愛い印象を与えるため、人気があります。 7歳では、大人の女性に近い着付けと帯を用いることで、成長を色濃く感じることが可能です。 衣装選びの際は、動きやすさや着崩れしにくさも考慮することが大切です。 特に小さなお子様の場合、長時間の着物着用は疲れることがありますので、必要に応じて着替えを用意しておくと安心です。
家族みんなで会食をしてお祝い
また、七五三の日には少し特別にお食事を用意される方も多くいらっしゃいます。 お食事には和食処を選ばれることが多いですが、お子様の好きなものが揃うところ、おうちでゆっくり手料理で、などご家族ごとに一番ベストな方法を選べるといいですね。 七五三のお祝い膳の内容は、伝統的な和食料理が選ばれることが多いのですが、最近では洋食や和洋折衷のお店も人気になっています。 特に、お子様が食べやすいように工夫されたメニューがあると、子供が飽きずに楽しく食事をすることができ、 家族全員が楽しんで、心地よいひとときを過ごすことができます。 一方で、アレルギーの有無に関しては事前に確認をしておくことが重要です。 特に幼児期には食物アレルギーを持つお子様も多いため、家族みんなで安心して楽しめるようにアレルギー対応をされているお店を選ばれるのがオススメです。
パパ・ママと一緒に七五三をお祝い
何より、七五三はお子様の成長をお祝いする日なので、家族みんなが揃って楽しく笑顔で過ごした思い出が、素敵な記憶としてお子様の記憶にも残ってくることと思います。
◎七五三のお祝いのかたちとして、記念写真を残すということ
フォトスタジオで七五三の記念写真を撮る
3歳のあどけなさ、5歳では少しお兄さんになった男の子らしさ、7歳ではお姉さんになった大人な雰囲気。 七五三のその時々の思い出をより色濃く残すために、フォトスタジオで七五三の記念写真を撮ってお祝いをするのも大切なお祝いのひとつです。 フォトスタジオでの撮影であれば、お天気や気候などを気にすることなく、照明などの設定も行われているため、安定した品質の写真を残すことが可能です。 また、背景や小物も多様に揃っており、テーマごとに演出がしやすい点も魅力です。 さらに、スタジオでの写真撮影であればお着付から撮影まで全て1か所で完結することがうれしいポイントのひとつです。
ロケーション撮影、神社での撮影という選択肢
七五三の写真の残し方として近年人気になっているのが神社でのロケーション撮影です。 参拝に行った際の様子を自然光で綺麗に残せ、柔らかい表情や、季節ごとの背景を楽しむことができ、より自然な雰囲気の写真を残すことができるのが人気のポイントです。 神社で撮影をすることで、お参りの様子とともに七五三の意味を深めた写真を撮ることができるので、思い出をよりリアルに残すことも可能です。 ロケーション撮影をされる場合は、神社によっては、撮影許可が必要な場合があるので、撮影許可の有無を確認しておく必要があります。 また、人気の神社では、特に七五三シーズンには混雑が予想されるため、早めの予約や撮影スケジュールの調整が必要となります。 当日はお子様が快適に過ごせるよう、天候に応じた服装の準備や、撮影の合間に休憩を入れるなど、負担を軽減する工夫もできるといいですね。
写真でお祝いする七五三
七五三は、お子様だけでなく家族全員での集合写真を撮影する絶好の機会です。 プロのカメラマンに依頼して、自然な笑顔とともに家族全員で撮影することで、一生の宝物となる写真を残すことができます。 特に、家族全員での写真は、後から見返したときに「このときはみんながこんな風に成長していた」と実感できるものですので、 ぜひ普段はカメラマンとなってお子様のお写真を撮っているパパ・ママも一緒に撮影に参加をして、より深い絆を感じられるといいですね。
◎後悔しない七五三のためにーお祝いの準備や計画ー
七五三を行う時期やタイミング
七五三の日は毎年11月15日ですが、その近い日でご家族やご親戚の予定の合うタイミングやお日柄の良い日などでお参りをされるのが一般的です。 そのため、11月15日に限らず、ご家族皆様の都合や天候の状況に合わせて、10月中旬から11月下旬頃までの範囲で柔軟に日程を調整することが多くなっております
七五三のお参りや写真のスケジュールは事前に決めておきましょう
七五三のお祝いは、お子様の成長を祝う大切なイベントであるため、事前の準備が重要です。 神社でのご祈祷や七五三の記念の写真撮影は当日急に受け入れをしていないことも多いので、事前に日付を決めてきちんと予約をしておくことが大切になります。 スケジュールを立てる際には、まず「どの神社でお参りをするのか」、「どの写真館で記念写真を撮るのか」を決めることから始めます。 次に、これらを踏まえて当日の流れを具体的に計画していきます。 例えば、午前中に神社でのお参りを行い、その後、お食事処に移動しての昼食。そして午後はフォトスタジオでの記念撮影、または神社でのロケーション撮影を行う、というように スムーズな移動と休憩時間を考慮したスケジュールを組むことがポイントです。 さらに、撮影時にはお子様の体力や集中力を考慮して、無理のない計画をたてるよう気を付けることで、家族全員が笑顔で楽しいひとときを過ごせるでしょう。 また、人気の神社や写真館は混雑することが予想されるため、早めの予約が必須となります。 例えば、5月〜7月頃に準備を始めることで、希望の日時での予約が取りやすくなり、スムーズに当日を迎えることが可能です。 特に「大安」や「友引」などの縁起の良い日は予約が集中しやすいため、希望の日取りを決めたらすぐに予約を取られるのがオススメです。
早めの準備は、焦ることなく、お子様や家族全員が楽しめる時間を確保するための大切なポイントです。 ぜひいろんな準備を余裕をもって行うことで七五三のお祝いをご家族皆さまの素敵な記念にされてくださいね。