七五三 写真だけってあり?
七五三をお祝いするなら、お参りには必ず行かなければいけない?記念に写真を撮るだけでもいいの? 様々な事情がある中での、七五三のスタイルをご紹介します。
◎写真だけ残したい!
七五三をする意味
七五三は、子どもの成長を神様に感謝し、これからの健康や幸せを祈る日本古来の伝統で、主に男の子は3歳と5歳。女の子は3歳と7歳でお祝いをします。 この節目に写真を撮り、後から振り返ることで、当時の思い出を鮮明に思い出すことができます。 七五三の写真はただの記念写真ではなく、家族の歴史として代々大切に保管されることも多いです。 お子様が成長し、大人になったときに自分の七五三の写真を見返すことで、自分のルーツやご家族の想いを感じることができるでしょう。 このように、日本の文化と家族の歴史を後世に伝える役割も、七五三の写真には込められています。
しきたりにとらわれずに思い出を残す方法は?
七五三を行うにあたって、「必ずこうしなければならない」という決まりはありません。 ご家庭の事情やお子様の性格、体調に合わせて、無理なく行える方法を選ぶことが一番です。 例えば、3歳の時期の七五三では、着物を着るのも一苦労と感じる方も多いはず。 大きくなっても、お子様が長時間衣装を着続けるのはとても大変なことです。 そういった場合は、神社でお参りをせず、着物を着なくても、短時間で写真を撮るだけでOK! 洋装や普段着で写真を撮るだけでも、素晴らしい記念になります。 パパママも、お子様がリラックスした状態で笑顔を見せてくれることが一番の願いでしょう。 また、お子様の成長の記録として、毎年七五三の時期に写真を撮り続ける家庭も増えています。 そうすることで、写真を通じて成長を感じられるとともに、家族の時間を楽しむイベントとして定着するのも良いですね。
写真を残す意味
七五三のお祝いとして、写真を残すことは、お子様が大きくなった時に、「着物は自分で選んだんだよ」「着物を着るのに一苦労だった」など、お子様が小さかった時のことを思い出しながら、ご家族皆様で思い出を振り返る素敵な機会になります。 家族で写真を振り返ることは、お子様にとっても貴重な経験となります。 七五三の写真は、お子様が成長した後にも語り継がれる思い出として家族で共有できるのです。 特に、お子様自身が大人になり、結婚や子どもの誕生など人生の節目を迎えた際、自分の七五三の写真を見返すことで、家族の想いを改めて感じることができます。 写真を残すということは、単に記録としてだけではなく、未来への贈り物としても価値があるのです。
◎お参りはしなくてもいいの?
お参りをしない理由は?
お参りをしない理由として、お子様が写真を撮る事や衣装を着ることが苦手、生まれたばかりの兄弟がいる等、ご家庭によって様々な事情があるかと思います。 さらに、七五三の日程が平日で、家族全員で集まるのが難しいケースもあるでしょう。 働くパパママや兄弟の学校行事など、家族の予定が合わない場合は、無理にお参りをせず、写真撮影だけで七五三を祝うという方法もあります。 家族全員が集まれる別の日に、写真を見返しながらお祝いをするのも、思い出深いひとときになります。 こうした柔軟な七五三のスタイルを選ぶことで、ご家族にとって最適な方法でお祝いができます。
写真を撮るだけでもいい?
お参りをせずに写真撮影だけでも、子どもの成長の節目を感じられる貴重な記録になります。 忙しい現代において、家族全員で集まるのが難しい時期もあるでしょう。 そうした場合に、3歳、5歳、7歳のお子様の成長の記録として写真を残しておくことで、後からその時の思い出を振り返ることができます。 七五三を「写真だけ」で祝うという新しいスタイルも、現代のライフスタイルに合った形で七五三を祝う一つの方法として支持されており、大きくなっていくお子様の姿を残すことは、今しかできないとても大切な記念になるでしょう。
みんなの負担をできるだけ減らしたい!
七五三の準備や、当日のスケジュールが大変だ、と負担を感じることがありますよね。 お参りをせずに写真撮影のみを選んだ場合、スタジオでの撮影であれば、着付けも撮影も、スタッフがお手伝いしてくれます。 また、スタジオ撮影では、プロのカメラマンやアシスタントが、お子様のリラックスした表情を引き出すためのサポートもしてくれるため、お子様が緊張してしまうことなく、自然な笑顔を引き出すことができます。 また、スタジオの環境は天候に左右されないため、計画通りにスムーズに撮影を進めることができます。 ご家族全員が安心して過ごせる環境で、思い出をしっかりと残しましょう。
◎七五三写真の撮影方法
着物?洋服?
必ず着物を着なければいけない決まりはありません。 少しおめかしをした洋服でも、普段着でもOK。 お子様の体調や機嫌に合わせて、お子様の負担にならない服装でかまいません。 また、衣装を着られる場合は、衣装選びもお子様の意見を取り入れることで、より楽しい思い出作りができるでしょう。 着物が苦手なお子様には、少しおしゃれをした洋装での撮影も人気です。 兄弟がいる場合は、お揃いのコーディネートで撮影することで、家族全員が楽しめる七五三の思い出となります。 特別な日だからこそ、家族全員で揃えたテーマカラーの洋服や、好きなキャラクターの小物を取り入れることで、オリジナルな写真に仕上げることができます。
出張撮影とスタジオ撮影のおすすめポイント
出張撮影のメリットは、やはりロケーションの美しさと自然な雰囲気が得られることです。 神社の風景を背景に、自然光を活かした撮影では、お子様の表情も柔らかく自然になります。 もしご祈祷をする場合は、神社での撮影と同時に行うことができ、時間短縮ができます。 一方、スタジオ撮影では、背景や照明をコントロールしやすく、天候に左右されることもないため、総合的にクオリティの高い写真が残せます。 また、撮影のための小道具が充実していることから、ユニークで個性的な写真を残したいご家族にもスタジオ撮影が向いているでしょう。
私たちらしい写真の残し方
自分たちらしいお写真を残すには、主役のお一人での撮影に加え、ご兄弟やご家族での撮影を残すのがおすすめ。 お子様の好きなおもちゃを持ってポーズをしたり、泣いてしまった姿を残すのもその時だけの素敵な記念になります。 家族写真を撮る際には、お子様の好みや趣味に合わせた小道具を使って、自然な姿を残すことが大切です。 お気に入りのぬいぐるみや、お子様がいつも持ち歩いているおもちゃを持って撮影することで、普段の表情や仕草をそのまま写真に収めることができます。 泣いたり笑ったり、さまざまな表情を見せるお子様の姿は、成長の記録としても大切です。 家族全員がリラックスした空間で、自然体のまま写真に残すことで、何年経っても鮮明に思い出せる特別な瞬間になります。
◎七五三の準備と注意点
撮影までに準備すること
撮影をするにあたって、スタジオで撮影するのか、神社などで出張撮影をするのか、撮影場所を決めましょう。 撮影日や場所を決めたら、必要な衣装などの準備も欠かせません。スタジオ撮影を選ぶ場合には、好みやテーマに合わせた衣装を簡単に選ぶことができます。 神社などでの出張撮影では、着替えスペースや移動手段についても事前に確認しておくと、当日の流れがスムーズになります。 計画的な準備を行い、当日は家族全員がリラックスして撮影に臨めるようにしましょう。
スムーズに当日を過ごすには
撮影当日は、お子様の体調管理が最も重要です。 撮影が長引くと、疲れや緊張からお子様の機嫌が悪くなることもあるため、必要なシーンを短時間で撮影するのがポイントです。 撮影ポーズのアイデアを事前に考えておき、家族全員がリラックスした状態で撮影を楽しめるような雰囲気作りも大切です。 スタッフに相談しながら、必要なシーンや希望のポーズをスムーズに撮影できるよう工夫してみましょう。 もし、衣装や着物を着る場合は、着付け後できるだけ撮影時間を短くするように心がけましょう。
衣装と撮影アイテムの準備
七五三の写真をより特別なものにするためには、衣装や小道具の準備が必要です。 衣装はどのようなものを着るのか、和装にするのか、洋装にするのかなど、お子様の好みやテーマに合わせた衣装を選ぶことで、写真に個性を出すことができます。 特に、和装の際に持たせる小道具として、千歳飴や番傘、刀などは伝統的なアイテムとして人気です。 こうした小物を取り入れることで、写真がより日本の文化を感じさせるものとなり、お子様が成長した後にも語り継がれる記念写真となるでしょう。
◎七五三撮影でのQ&A
こんなトラブルどうすればいい?
お子様が撮影中に嫌がったり、衣装や着物を脱ぎたがることもよくあります。 特に小さなお子様の場合、長時間着物を着ていることが難しい場合もあるため、洋服への着替えも用意しておくと安心です。 また、移動や待ち時間に履きやすい運動靴やサンダルを持参するのも良いでしょう。 こうした対策をしておくことで、撮影当日に余裕を持って対応でき、思い出に残る楽しい撮影時間を過ごすことができます。
平日と土日祝、料金が違う?
撮影料金については、スタジオによって異なる場合があるため、事前に確認しておくと良いでしょう。 撮影プランによっては、土日祝料金が必要な場合があります。 逆に平日の撮影は割引が適用されることが多いため、費用を抑えたい場合には平日の予約を検討するのもおすすめです。 また、スタジオの混雑状況にも影響が出やすいため、希望する日時に予約が可能かどうか、予算に合う日取りがあるかどうかなど、早めに問い合わせてみると、安心して撮影日を迎えられるでしょう。
当日キャンセルできる?
お子様の体調不良や天候不良など、急なキャンセルが必要になる場合もあります。 スタジオによってキャンセル料のかかる期間や変更手続きが異なるため、事前に利用規約などをしっかり確認しておくことが大切です。 日程変更が可能な場合には、柔軟に対応してくれるスタジオもありますので、万が一の際も安心して再度の撮影ができるように、信頼できるスタジオ選びも重要なポイントです。
◎まとめ
七五三は、日本の伝統的な節目の行事ですが、現代のライフスタイルに合わせて柔軟に対応することも増えています。 お参りは行わずに写真撮影だけでも、お子様の成長を記念する重要な方法として十分です。 それぞれのご家庭に合った七五三の祝い方で、素敵な思い出を残してください。